Visio(ビジオ)とは
 ビジオ・ジャパン株式会社(Visio Japan K.K.)から販売されています。主に図面作成を目的としたツールで、ステンシルからスマートシェイプと呼ばれる部品をドラッグ&ドロップするだけで、直感的に短時間で作図ができます。ソリューション開発として部品の作成やVBA(Visual Basic for Applications)等によるアプリケーション開発などが容易にできます。

Visioをアプリケーションに組み込む利点
 Microsoft Visual Basic等で開発するアプリケーションにVisioをうまく組み合わせた場合に、帳票の作成,印刷などに役立ちます。
 ドローイング処理やその他一般的な処理を新規に開発する必要が無く開発コストが抑えられます。

背景
 生産管理システムの開発を依頼された際に、処理の一部に品質管理用の書類を発行する処理がありました。従来はワープロを使用して作成していましたが記載もれや複写ミス等が多発し業務に支障を来していました。
 蓄積されたデータを自動的に転記できフォーマットも簡単にカスタマイズできる。さらに、初心者でも扱いやすいシステムが求められました。

システムフロー


サンプル
 データを収集し転送する項目を決定します。フォーマットには転送する項目用の部品が予め用意されており、転送時にそれぞれの部品にデータが転送されます。
 このサンプルでは品名や製造番号等可変するデータに関してデータベースから抽出しVisioに転送します。


開発環境
OS Microsoft Windows NT4.0 Workstation ServicePack 4.0
言語 Microsoft Visual Basic 5.0(Service Pack 3)
アプリケーション Visio Standard 5.0 plus

動作環境
OS Microsoft Windows95/98, NT4.0(ServicePack4.0以上)
ランタイム Microsoft Visual Basic 5.0(Service Pack 3)
※Visio Standard 5.0 plusの動作には関係ありません。
※Microsoft Windows95/98, Microsoft Windows NT4.0 Workstation, Microsoft Visual Basic 6.0の著作権は、米国 Microsoft Corporation にあります。
※Visio Standard 5.0 plusの著作権は、ビジオ コーポレーションにあります。