シーエスブイデービーと読んでね。

概要
 SQL文ライクなプロパティとメソッドでCSVファイルのデータを直接操作できるコントロールです。

開発目的
 アルテミス インターナショナル株式会社より作業指示書作成プログラム「フィッシュ・アイ」の作成を依頼されそのツールで使用するデータがCSVファイルでした。
 CSVファイルをMicrosoft Accessに読み込み使用する方法が最初考えられましたが速度的な面と市販のアプリケーションを使用したくないという要望がありました。
 その結果、直接CSVファイルを操作ししかもそのデータをプログラム上取り扱いやすくするためにSQL文ライクな文法を採用しました。

環境
OS Microsoft Windows95/, NT4.0(ServicePack3.0)
言語 Microsoft Visual Basic 5.0(ServicePack3.0) 「サンプルプログラム作成用」
言語 Microsoft Visual C++ 5.0(ServicePack3.0) 「MFC ActiveX ControlWizard使用」

機能
CSVファイルを直接データベースとしてデータの登録、更新、削除が可能
SQL文ライクな文法を採用


 WBARのテーブルを"S4_WBAR.CSV"ファイルから読み込みテーブルを作成する。
 ファイルが無い場合は新規にテーブルを作成します。
 " S_GAN,S_DES_A,S_G1,S_G2,S_G3,S_G4"は作成するフィール名です。

 CSVDB1.Create("WBAR","S4_WBAR.CSV"," S_GAN, S_DES_A, S_G1, S_G2, S_G3, S_G4")
 WBARのテーブルからS_G1フィールドに"004"が含まれるレコードのみ抽出
 リストボックスにGetValueメソッドで取得したS_DES_Aフィールドの内容を抽出したレコード全て登録

 CSVDB1.Select "WBAR", "S_G1=004"
 Do Until CSVDB1.EOF
  List1.AddItem CSVDB1.GetValue("S_DES_A")
  CSVDB1.MoveNext
 Loop
 CSVDB1.Close
 

開発時期
 1998年8月中旬〜1998年9月中旬

版権はArtemis Internationalにあります。