これは、弊社社員があるコンサルティング会社へ出向し、大手機械メーカーへ生産管理システムを
導入した事例である。
- 日程計画の自動立案化
- 生産効率の向上による品質の向上及びコストの削減
- リアルタイムな工場負荷の把握
- 生産計画の自動立案、作業表の発行、POPシステムからの進捗消し込みまで
- 納期等の各種割付優先順位による日程計画の立案
- 複数の使用設備候補による代替え設備計画
- 納期を基準とした後向き山崩しスケジューリング
- 作業手順表による、作業工程表の自動展開
- 自動計画立案
- 工場生産能力を考慮したスケジューリング
- 代替え設備を考慮したスケジューリング
- 工場負荷表等の帳票類の自動作成
- GUI(Guraphic User Interface)を用いた日程調整
- POPシステムからの進捗取り込み
- ホスト系生産管理システム、POP進捗入力システム等の他システムへの連携機能
- 階層管理モデル図
- システムサイクルモデル図
- ハード
- UNIXワークステーション
- ネットワーク端末
- プロッタ
- プリンタ
- ソフト
- A社生産管理用第4世代言語ソフト
- A社高度計画立案用ガントチャートエディタ
- 計画業務の省力化・迅速化
- リアルタイムな進捗把握
- 作業指示の明確化
システムを構築する場合のポイントは、2点存在する。
- スケジューリングソフトが柔軟であること。
- 開発用プログラミング言語が柔軟かつ簡単であること。
計画立案を行う場合、各企業毎に計画立案のノウハウが存在し、決まったアルゴリズムで
行われているわけではない。
したがって、いかにその企業のアルゴリズムにあったロジックを組むことができるかがポイントになる。
もし、スケジューリングソフトが柔軟でない場合は、現在の業務体制をスケジューリングソフトのロジックに
無理矢理あわせる必要が出てきてしまう。
また、生産管理システムを導入する場合、システムの本格運用までは、ノウハウのデータ化、
作成された計画の正当性の検証など、長い期間を要するものである。
その期間の中で発見された不具合、機能追加等のシステム改修作業を柔軟に行えることが重要である。
特に機能の追加等についてはエンドユーザが自分自身で行える方がニーズにあった機能を
短時間で作成できるものである。
また、後々のシステムメンテナンスについてもエンドユーザ自身が行えることが望ましといえる。